こんにちは!ゆめゆめの佐藤です。
さて前回「新しい福祉の取り組みが示す可能性」についてお伝えしましたね。
今日はその続き、「未来への展望とアクションプラン」をお伝えします。
未来への展望とアクションプラン
誰もが、障がいのあるなしにかかわらず、社会生活を送る過程において一生同じ人とだけ付き合って生きていくことはできません。それは親御さん・支援者だけでなく、すべての人にとって同じことです。
だからこそ、社会性を持ったひとであることが求められるのです。
これは、障がいのあるひとが社会で生活するうえでも同様です。支援者がそばにいたとしても変わりません。だれもが配慮してくれるわけではないからです。
たしかに、まだ課題はあります。障がいのあるひとが外に出るようになった今でも、「どう関わっていいのかわからない」と感じる人は多くいます。特に、身体障がい者よりも、ことばのない知的障がい者や発達障がいをもつ人とのかかわり方に、不安を感じる方が多いのが現状です。
しかし、ここで改めてお伝えしたいことがあります。
障がいのあるひとは、必ず変化し、成長するのです。
私たちの経験から、確かな手応えとしてそう言えます。
周りの人の応援のことばによって自己肯定感が高まり、意欲的になり、着実に社会性を身につけていく——その過程を、私たちは何度も目の当たりにしてきました。
ダイレクト・コミュニケーションを通じて得られる多くの応援は、障がいのあるひとの社会性を育てる大きな力となります。その積み重ねが、障がいのあるひとの地域社会での生活を可能にしていくのです。
互いに応援のことばをかけ合える地域社会は、誰もが認め合い、支え合える社会です。そして、その社会の中で生活する障がいのあるひとは、さらに変化・成長し続けていくのです。
あっ!少し長くなりましたね。
では続きは次回ということで・・・
またお会いしましょう。
佐藤寿恵
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