経験<資格(原理・原則)

こんにちは、佐藤です。

 もしかしたら、あなたも聞いたことが
 あるかもしれないのですが・・・

 私が携わっている福祉業界では

 A 資格(原理・原則)よりも経験!


 という意見と、

 B 経験も大事だか、資格(原理・原則)が優先!

 という意見で、対立することがあります。

 どちらの意見もそれなりに正当に聞こえますし、
 お互いに頑なに相手の意見を認めようとしません。

 この対立がひとつの事業所内で起きたら、
 もう大変ですね。利用されている方が混乱します。

 そこで、今日は私の意見をお伝えします。

 私は、普段どちらの立場をとっているかというと

「B 経験も大事だか、資格(原理・原則)が優先!」です。
 

 なぜならば、

 ・障がい者福祉に限らず、介護・福祉業界には有資格者でなければ
従事できない役職があります。それは、サービス管理責任者です。

 無資格者が絶対なれないわけではありませんが、そのための研修を 受けるには、
有資格者に比べ約3倍の経験年数が必要になります。

 ということは、資格をとるために要した時間と得た学びは
 現場での経験にも匹敵するということなのです。

 ・私は社会福祉士、精神保健福祉士、という国家資格を取得しました.
  取得のための学びは福祉の基礎となる原理・原則です。
原理・原則があるからこそ、支援を必要とする個人を客観的にみることができます。
そこから、支援がはじまるのです。

ということは、原理・原則があってこそ、経験が活きるのです。

もちろん国家資格がなければ、福祉業界の仕事ができないわけではありません。

ということで、資格をとろうか、どうしようかと悩まれている場合、
私は資格をとることをオススメします。 

もちろん、福祉業界に限りませんよ・・・

佐藤寿恵

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この記事を書いた人

佐藤寿恵のアバター 佐藤寿恵 施設長

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