こんにちは!ゆめゆめの佐藤です。
さて前回「この取り組みがもたらす希望と成果Ⅰ」についてお伝えしましたね。
今日は その続きです。「親御さんの『気づき』が生む喜び」についてお伝えいたします。
親御さんの『気づき』が生む喜び
この仕事をしていて最も誇りに思う成果や瞬間は、障がいのあるわが子を親御さんが認めたことを知ったときです。
たとえば、たくさんの人に認められていることを知り、見直したとのことばをご家族から聞いたときや、賞をとったことを「やったじゃないの」と親御さんからほめられたと利用者さんから聞いたとき、主催者の規模を知り、あらためて主催者側からの評価を「すごい!」と言っていたと利用者さんから聞いたときなどです。
これは、親御さんが二つの大きな気づきを得る瞬間でもあります。
一つは、第三者からの評価を通じて、わが子の才能に気づくこと。
もう一つは、わが子が第三者に感動を与えると評価される存在であることに気づくことです。
違った見方をすると、これは一つの解放の瞬間でもあります。
これまで障がいのあるひとそのものが受けてきた否定の言葉や、障がいのあるひとの親御さんや家族に対する偏見により募らせてきたマイナスの心から解き放たれる瞬間だからです。
それを知ることは支援者する者にとってとてもうれしいことです。そして、私たち支援者はそれを支援できる存在であるということを嬉しく、誇りに思います。
あっ!少し長くなりましたね。
では続きは次回ということで・・・
またお会いしましょう。
佐藤寿恵
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